インプラントブログ

手術後、どのくらいの頻度で通院しないといけませんか?

インプラントの治療というのは非常に治療期間が長くかかるもので、最低でも数ヶ月程度の治療期間を保有しておくと役立ちます。インプラント治療全体の流れを把握することは治療のために生活の時間調整を行う上で非常に役立ちます。しっかりと基本的な知識を身につけておきましょう。

 

インプラントの治療は術前の検査、手術、アバットメントの取り付け手術、人工の歯を取り付ける治療という手順を追って治療を進めて行きます。このため、インプラントの治療を受けるときには手術を行った後に再び治療を受ける必要があり、基本的には2回法という治療法ではインプラントの埋め込み手術を行った後に次のアバットメントの取り付け手術を行うまでの数ヶ月の間は月に一度程度の通院を行い経過の観察を行います。1回法という手術法ではインプラントとアバットメントを一度の手術で取り付けてしまうので、この後に骨とインプラントが結合するまでの数ヶ月間月に一度の通院を行い、経過の観察を行い、その後実際に歯を取り付けるためにもう一度通院していただきます。

 

このため、手術を行った後にはだいたい3〜4回程度の通院が必要になり、必要に応じてこの回数が増えることがあります。インプラント治療は非常に長い期間が必要になるので、なかなか患者さんにとって負担になることがあるかもしれません。インプラント治療を成功に導くためには患者さんと歯医者がしっかりとタッグを組んで治療を行うことが重要です。インプラントを使って満足のいく治療を受けるためにも、術後の経過観察も含めてしっかりと歯医者に通院をするようにしましょう。