インプラントブログ

骨に悪影響は出ますか?

インプラントの治療というのは骨に金属を埋め込む治療です。このため、インプラント治療を受けるときに骨に悪影響が出ないかと不安に思う方もいるかもしれません。インプラント治療は非常に重要な治療で、インプラント治療を受けるにあたり不安を感じずに治療を受けることが非常に重要です。インプラント治療と骨との関連についてみなさんにご紹介いたします。

 

インプラント治療はした後の骨や上顎の骨にインプラントを埋め込む治療なので、骨にトラブルが起こらないかと不安に思われる方もいるかもしれません。インプラントの材料として使われているチタンというのは非常に反応性が高い金属なのですが、金属の表面に酸素と反応してできた薄い酸化被膜を持っていて、この酸化被膜が非常に高い安定性を誇っているので人体に悪影響を与えません。インプラント治療後に金属アレルギーを起こすのか不安に思う方もいるかもしれませんが、インプラントに使われる金属は簡単にイオンにはならないので、金属アレルギーも引き起こしません。

 

インプラントを埋め込むことで顎の骨の強度が落ちるなどの不安も心配いりません。インプラント治療では皮質骨という硬い部分にインプラントを埋め込んでいくのですが、この皮質骨は非常に固く特に下顎の骨の皮質骨はその硬さからなかなか簡単には壊れません。

 

下顎の骨の厚さが不足していたり、上顎の骨の分量が少ない場合にはそもそもインプラント治療を行わず、インプラントの前段階の骨形成を行ってから治療を受けることがあります。骨粗鬆症などで骨が脆い場合には体に悪影響が出てきてしまうことがあるので、治療を避ける場合があります。治療に何か不安がある場合にはしっかりと歯医者に相談するようにしましょう。